意外と肉食な彼!みんなが来てない時間を狙ったドキドキタイム

100円ショップでアルバイトを始めて半年

100円ショップでアルバイトを始めて半年、平日は大学の講義があるのでアルバイトは夕方がほとんどで大好きな店長とは会える日が少なくて寂しいアルバイト。
実は、店長と付き合っているんです。
もちろん、周りの人には秘密にしています。
色々、噂になるのはやっぱり嫌ですから。
そんな店長はイケメンのメガネ男子、普段はパートのおばさんに頭が上がらないおとなしいキャラで、草食系男子って周りから思われています。
私もアルバイトの面接で初めて店長を見たときは、この人店長で大丈夫なのかなぁと思ってしまったほどです。
付き合うようになってからもバイト中は相変わらず、私の前でも草食系の頼りない感じは変わらず。
デートで2人きりの時も、どっちかっていうと私が連れまわす方が多いからしょうがないかって思ってました。

彼の意外な一面

ところが彼の意外な一面を見る出来事があったんです。
それは日曜日のアルバイトの日。
いつもの平日の夕方からのシフトではなく開店からのシフトで他のパートさんやアルバイトの人たちが来る時間まで二人きりでした。
開店準備を終えて裏の控室に戻ると彼はパソコンを見ていました。
その日は準備も早く終わって開店まで少し時間が余っていたし、他の人たちが来るまで時間があるのでお店で2人きり。
バイト中で完全に2人きりなんてほどんどなかったので、いたずら半分で後ろから抱きついてみたんです。
「な、何?」
「準備も終わったし、誰もいないんだからいいじゃん。

すると彼は壁の時計を見ると、抱きついてきた私に突然キスをしたんです。
しかもディープキス。
慌てる私を見て意地悪そうな顔で胸も揉まれ始めて、こんなことになるなんて思ってもみませんでした。
「駄目だよ、もうすぐお店開店だし、他の人たちもくるよ!!」
「まだ時間あるだろ。
自分から誘っといてずるいぞ。

普段とは全然違う、草食系から急に肉食系になった彼はどんどん攻めてきて私も感じて声がつい出てしまって恥ずかしかったです。
それから2人きりのわずかな時間の間に彼とバイト中なのにエッチしてしまいました。
ドアを誰かが開けて見られたらと思うとドキドキしてやめなきゃと思うのに、激しく攻めてくる彼にもドキドキしてますます感じてしまって。
その後、彼はいつものように草食系のおとなしい人に戻って、さっきまでしていたことなんて忘れたように仕事をしていたし、私も他の人にばれないようにちゃんとバイトしてました。

それから毎週、二人きりのわずかな時間に肉食になった彼に食べられてしまう私です。

まさかの2人きり!?思いを伝えるなら今でしょ!!

大人びた印象

大学生の私から見れば、バイト先の店長というのはすごく大人びた印象があります。
年の差はそれほど大きくはないのですが、やはり仕事上は上司と部下なので、まるで何十歳も年が離れているような感覚になってしまうほどでした。
私がそう思っているということはきっと相手は私のことを子どもとしか見ていないでしょうから、私のこの恋心はただの片思いでしかないとひっそり彼を思い続けていました。
そんなある日ラストまで勤務していたバイトは私1人で、あとは店長がいるという2人きりの状態でした。
閉店後だったのでお客さんがいるわけではありませんし、この空間の中で2人きりというのは妙に緊張しました。
しかし仕事中であることにかわりはないので私から何か声をかけてもいいのかどうか悩んでいると、店長の方から話をかけてくれました。
もちろん最初は仕事の話だったのですが、それから徐々に趣味や学校のことなどプライベートな話になり、いつの間にか会話がはずんでいました。
そんな空間に居心地の良さを感じた私は、この流れならいけるかもしれないと思い恋愛の話を持ち込みました。

「結婚しないんですか?」

「店長は結婚しないんですか?」と尋ねると、苦笑いを浮かべた彼は「いい人がいればね」と答えました。
未婚なのは知っていましたが彼女がいるかどうかまでは知らなかったので、これでフリーだということが確定しました。
これは告白のチャンスなのではないかと思ったのですが、なかなか勇気が出ず黙り込んでいると、店長の方から「言いたいことがあれば言いなよ」と言ってきたので、私は勇気を振り絞って「いい人なら目の前にいますよ」と言いました。
その時の私はきっと茹蛸のように顔が真っ赤になっていたことでしょう。
薄暗い店内のおかげではっきりと私の顔色までは見えていないことを願いました。
驚いた様子の彼は「子どもが何言ってんの」と笑い飛ばしてきたので私は「ダメだったんだ」と思い「冗談ですよ」と笑い返しました。
失恋確定だと思っていたのですが、その後に彼が「冗談じゃなくて本気だったら付き合ってやる」と言ってきたのに私は驚きました。
まるで少女マンガの主人公にでもなったかのような感覚を抱き、私は恥ずかしさよりも嬉しさが勝って大きな声で返事をしました。
これが私と彼が付き合うことになったきっかけです。
職場が同じなので周りに悟られないようにするスリルも楽しかったのですが、上司と部下という関係がなんだかくすぐったく感じられるようになりました。